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2008年02月01日

狭く深くの効用




ケンカでは、ひるんだほうが負ける。
テスト、特に模試や入試も同様だ。


問題にビビったり、ひるんだりすると、
良い点数が取れなかったり、不合格につながりかねない。

ひるむ→諦めモード→能力全快で取り組ま(め)ない

という悪循環に陥るからだ。


テストで問題をみた瞬間に、ひるまないためには、
とにかく、得意な単元を作り上げてしまうことだ。


得意といっても、中途半端な得意ではなく、
「この分野の問題が出たら、絶対に失点しない自信がある」
というぐらいのやり込みが必要なことは言うまでもない。


そして、このような単元が増えれば増えるほど
びびらない率(得点力)が高くなることは言うまでもない。


数学なら「ベクトル」の問題なら基本問題から応用まで、
どのようなタイプの出題がされても絶対に解答に導ける自信がある。


日本史なら江戸の文化史ならば、
どのような角度からでも、
それがたとえ重箱の隅をつつくような問題を出されても大丈夫!


このように、自分の中で「この分野だけは絶対に負けない!」という単元を作ってしまうことが大事なんだ。


本当に自分の中に身に着いたものなら、
どんなに角度で出されても、
ヒネった出題をされても
少なくともひるむことはないだろう。


一見、時間がかかるように思えるだろう。
また、非効率的な方法に感じられるかもしれない。
しかし、実際はそうでもない。


むしろ、中途半端にすべての単元を、表面を撫でるように広く浅く「とりあえず一通りやってみました」な状態のほうが得点力に繋がらないことのほうが多い。特に難関大になればなるほど。


「一通りやったけど解けたり解けなかったり」になるよりも、
「やり込んだ得意分野を少しずつ広げていく」ほうが、
長い目でみれば、着実に力を積み上げてゆくことに繋がるのだ。


得意分野を1つ作り上げたら、
次はやり方や要領が身についてきているので、速度が増してくるはず。


一つ一つ着実に「絶対に点数を取れる!」分野を増やしていけば、
そこから得た自信が磁石となり、
他の教科にも効果が波及してくることだってある。


どの分野でもいいし、
最初は狭い範囲からのスタートでも構わない。


「この単元だけは絶対にはずさない!」という自分の中での得意エリアを築き上げていこう。


東京学力会では、生徒一人一人によって個別学習プログラムを作成しているが、
入塾したての生徒や、
成績がふるわない生徒に対しては、
少なくとも我々ヒラモトチームは、
「あれもやれ」「これもやれ」といった
風呂敷を拡げまくるような計画は立てないことにしている。


だって、勉強やってなかた生徒が、いきなり
「あれも」「これも」とやれるわけないじゃん(笑)。


月曜日は、単語20個覚えて、数学の問題集は2ページやって、古文単語は10覚えて、世界史は教科書2ページぶんノートにまとめて、漢字は時間があれば10個覚えましょう、
火曜日は、熟語20個覚えて、物理の問題集を3ページ解いて、古文の助動詞の活用を3個覚えて、文法の問題集は3ページやりましょう、


こんな計画を立てたところで、やると思う?(笑)


計画を立てる側としては、
「うーん、たくさん課題を出したな、これを消化すればバッチリだ!」
と自己満足にひたれるかもしれないが、
そもそも勉強が嫌いだったり、
自信のない生徒には「あれもやりましょう、これもやりましょう」は、どだい無理な話。


英語だったら、まずは文法やりましょう、長文もやりましょう、発音問題にも強くなりましょう、
ではなく、
まずは、一ヶ月以内に、丸ごと一冊単語帳を丸暗記してもらったほうが良いに決まっている。


他はやらんでいいから、
「とにかく、これだけやれ!そのかわり完璧を目指せ!」
のほうが生徒も迷わずに済む。
迷う時間があれば、たった一つの課題に注力出来る。


たかだか単語帳一冊を丸暗記したところで、
劇的に偏差値が上がるわけではないかもしれないが
(偏差値60前後にまで上がる生徒は多いが、それ以上はなかなか単語だけだと無理)
少なくともその生徒は
一冊やり終えた充実感と、
単語に関してだけは、かなりの自信をつけることが出来る。


この「覚えた」「やり遂げた」という経験を軸に
今度は、簡単な文法の問題集などを締め切りを決めて
取り組んでもらう。


特に、単語をたくさん覚えた後は、
長文問題にはビビらなくなってくるという効用はあるが、
やはり単語力のみでは、限界がある。


単語力という「腕力」だけで強引に訳せることはあるものの、
それだけだと、どうしても訳せない文章もでてくる。


腕力だけではなく、
もう少しエレガントに、
省エネで訳せるようになりたい、


このような欲求が増してきた段階で、
文法を基礎から丁寧に取り組むほうが
砂に水が染み込むように
吸収が早くなるんだよね。


いきなり「文法をやりましょう」だと、
なんとなくやらされている感が漂うかもしれないが、
「単語だけでは訳せない」ということを身に染みた上で文法にとりかかったほうが、
理解力も違うし、真剣度も違ってくる。


文法と単語とネクステと長文を1日にちょっとずつやっていきましょう
みたいな、
風呂敷拡げまくりの勉強法よりも、
締め切りを決めて・一点集中・狭く深く
のほうが、
課題を与えた我々も進度や理解度をチェックしやすいし、
生徒としても締め切りがあるので、ゴマかしが出来ない。
必然的に真剣に取り組むことになる。


得意分野を作り、
それを少しずつ拡張してゆくというのは、こういうことなんです。


今の時期になると、
高3生はそうは言ってられなくもなってくるけれども、
1年生、2年生は、
学校の勉強と平行しておこなう受験勉強に関しては
このようなやり方で取り組んでもらうと良いんじゃないかな。


狭く・深くの計画を立ててもらいたい東京学力会生は、
お気軽に、近くの担任までどうぞ(笑)。





学習参考書ソムリエ & 推薦AO入試マイスター:とにかく生徒想いな松田
posted by 学力会 at 00:00| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする